自然公園
福島県内の自然公園(その12)…越後三山只見国定公園
豊かな自然景観に魅了される日本一広い国定公園
福島県と新潟県にまたがる「越後三山只見国定公園」。福島県側で関係している自治体は、喜多方市、桧枝岐村、只見町、西会津町、会津坂下町、柳津町、三島町、金山町の8市町村におよびます。
まず1973年に、越後山脈とこれに接する三国山脈の一部を含むエリアが国定公園に指定されました。その後2021年に、尾瀬沼を源流とする只見川と、下流の阿賀川流域に沿った「只見柳津県立自然公園」およびその周辺地域が「越後三山只見国定公園」に編入。10万2,895ha(約1,029㎢)の面積を誇る、日本で2番目に広い国定公園となります。さらに2024年には、最も広かった「日高山脈襟裳国定公園」が国立公園となったため、「越後三山只見国定公園」は日本一広い国定公園になりました。
世界的にも特殊な雪食地形や手つかずの原生林
1973年に指定されたエリアは、“奥会津の秘境”と呼ばれた険しい山岳地帯であり、国内有数の豪雪地帯。只見町の冬の風物詩とも言える「雪食地形(せっしょくちけい)」の光景は、世界的にも珍しいとされています。雪食地形とは、降り積もった雪が雪崩となり山肌を削り取ることで形成されるもの。本来は標高の高い山岳地帯でよく見られる現象であり、只見町のように標高がそれほど高くない森林帯で見られることが非常に特殊なのだとか。
またこのエリアにはブナなどの原生林が今も広範囲に残っており、手つかずの山域としてニホンカモシカやイヌワシをはじめ多種類の希少な生物が生息しています。
只見川、阿賀川に沿った電車の走行風景も人気
2021年に編入された地域では、自然豊かな里山景観や幻想的な風景が見られます。特徴的なのが、阿賀川沿いにJR磐越西線、只見川沿いにJR只見線が走行していること。
阿賀川周辺には、両岸から奇岩がせり出している「銚子の口」などの勇壮な景勝地があり、磐越西線の車窓からその絶景を堪能することができます。只見線は、2011年7月の豪雨災害により不通となった区間がありましたが、2022年に全線で運転を再開。列車の走行風景自体も見どころの一つであり、特に6月~8月頃の早朝や雨上がりに発生する川霧に包まれた幻想的な走行風景は、只見線ならではと言えるでしょう。
また「福満虚空藏菩薩圓藏寺(ふくまんこくぞうぼさつえんぞうじ)」をはじめとする寺社仏閣、自然と共に生きる暮らしの中で育まれた伝統工芸や食文化なども大きな魅力。初めて訪れる人にとっても、どこか懐かしさに満ちた温かい旅となるに違いありません。
なお柳津町には、国定公園の福島県側の玄関口として整備された「越後三山只見国定公園 奥会津ビジターセンター」があり、国定公園の豊かな自然環境や奥会津の絶景スポットなどを紹介しています。只見線の体感ブースもあるのでぜひ訪ねてみてはいかがでしょう。
◆越後三山只見国定公園(福島県)◆
https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/16035b/shizenhogo38.html
◆奥会津ビジターセンター◆
https://okuaizuvisitorcenter.com/

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