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福島の野鳥

福島の野鳥(その2オオルリ

まぶしい新緑の渓谷に美しく映える青い宝石

目にまぶしい青葉の季節。渓谷や水辺の散策が心地よいシーズンになりました。
そこで今月は、渓流沿いの森を好む「オオルリ」をご紹介しましょう。キビタキと同様、スズメ目ヒタキ科であり、東南アジア方面で越冬。4月下旬から5月にかけて日本に渡ってくる夏鳥です。

全長は約16.5cm。スズメより少し大きいくらいの存在感があります。そして見た目の大きな特徴は、なんといっても光沢のあるコバルトブルーの体色でしょう。

頭から背中にかけての深く鮮やかな青色は、思わず目を奪われるほどの美しさ。顔から胸にかけては黒、おなかは雪のような白で、この青・黒・白のコントラストが新緑の森によく映えます。

ただし、実はオオルリの羽自体には青い色素がありません。羽の微細な表面構造が光に反射することで青く見える「構造色」なのです。そのため観察の角度や光の当たり具合によっては、黒っぽく見えることも。

とは言えオオルリの名前の由来は、深い青色の宝石「瑠璃(るり)」であり、その名を冠した姿から「渓谷の青い宝石」と呼ぶ人が多いことにもうなずけますね。また日本で見られる青い鳥の代表格として、ルリビタキやコルリと並び「瑠璃三鳥」の一つにも挙げられています。
オオルリは高い木の梢でさえずることが多いので、背中の青色を観察したい場合は、山道を登りながら眼下の梢を探してみましょう。

一方、メスはオリーブがかった褐色で控えめな色が特徴。キビタキのメスによく似ていますが、キビタキよりも体長が大きく、全体的に濃いめの色であることが見分けるポイントです。

 

「三鳴鳥」の呼び名にふさわしい癒しのさえずり

オオルリは鳴き声にも特徴があります。キビタキがピッコロだとすれば、オオルリはフルートのよう。高い木の上で伸びやかに奏でる「ピィールーリー」という鳴き声は、野鳥ファンならずとも思わず聞き入ってしまう心地よさ。その美しい調べから、ウグイスやコマドリと共に「日本三鳴鳥」と呼ばれています。最後に「ジジッ」と締めくくりの音が入ることも知られており、聞き分けやすいと言えるでしょう。

夏の繁殖シーズンは、山地の渓谷や渓流沿いでの観察がおすすめ。例えば裏磐梯などはいかがでしょう。五色沼自然探勝路をはじめ多くのトレッキングコースがあり、オオルリに出会える確率は高いと言えます。また土湯温泉の女沼周辺や、新甲子遊歩道、三春ダム周辺などでもオオルリがよく見られます。

他にも水がきれいな場所であれば、オオルリは比較的探しやすい野鳥。春秋の渡りの時期には平地の都市公園や住宅街などで見られることもあるので、今の時期はもしかしたら身近なところで会えるかもしれません。目と耳を凝らして探してみてはいかがでしょう。

 

五色沼自然探勝路(北塩原村)
https://urabandai-vc.jp/trekking/1goshiki/

土湯温泉 女沼(福島市)
https://www.tcy.jp/exp/10

新甲子遊歩道(西郷村)
https://www.nishigo-kankou.jp/nature

さくら湖《三春ダム》(三春町)
https://www.town.miharu.fukushima.jp/site/sakurako/

 

【野鳥観察の注意点】

鳥たちの生活(食事・休息・繁殖)を邪魔しない
観察には、適切な距離を保つこと。また鳥を呼び寄せるために録音したさえずりを流すと、鳥たちの縄張り争いを混乱させかねないため、極力控えるようにしましょう。ヒナを守るためには、巣の場所を特定できるような情報の公開もおすすめできません。

安全対策を万全に!マナーを守って楽しく観察
クマやイノシシといった野生動物、マダニなどの吸血昆虫への対策を心がけ、季節や場所によっては天候が急変することも念頭において装備しましょう。
私有地に勝手に立ち入ったり、通り道を三脚で防いだりしての撮影はマナー違反。人気のスポットには人が多く集まるので、他の観察者との譲り合いを心がけてください。

 

最後に、当社では下記の検査を行っておりますので、何なりとご用命ください。

● 食品、土壌、水などに含まれる放射能濃度を測定する放射能検査
 しくはこちらから

 

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