温泉(ラジウム玉子について)
温泉あれこれ(その11)…飯坂温泉発祥「ラジウム玉子」
ねっとりした黄身&ふわとろの白身
温泉から生まれる美味しい恵み
温泉旅館の定番おかずと言えば、温泉卵を挙げる方も多いのでは?半熟のとろっとした口あたりが、ほかほかご飯にぴったりですよね。
この温泉卵、飯坂温泉周辺では「ラジウム玉子」と呼ばれています。ねっとりとした濃厚な黄身と、ふんわりとろけるような白身。最も消化されやすい状態であり滋養効果も高いことから、各旅館の朝食などではもちろん、飯坂温泉名物のお土産としても人気を博しています。
ところで、なぜ飯坂温泉周辺では温泉卵が「ラジウム玉子」というインパクトのある名前で呼ばれているのでしょう。
ラジウムは、1898年にキュリー夫妻によって発見された放射性元素です。発見された数年後、東京帝国大学医学生だった真鍋嘉一郎氏が、飯坂温泉の成分を分析し、日本で初めてラジウムの存在を確認。学会に発表されたことで、飯坂温泉の名は全国に知られるようになりました。そのことにちなみ、飯坂温泉で作られる温泉卵は「ラジウム玉子」として販売されるようになったのです。
現在、飯坂地区では複数の店舗がラジウム玉子を製造販売しています。加工専用の共同湯船(天然源泉かけ流し!)はありますが、使用する卵や源泉に浸けておく時間がお店ごとに異なっており、それぞれのこだわりの味を楽しむことができるのも魅力。
また飯坂温泉駅前の広場には、ラジウム玉子型のモニュメントが建立されています。SNS映えする撮影スポットなので、飯坂温泉を訪れた際にはぜひそちらもチェックしてみてくださいね。
●飯坂温泉観光協会
https://iizaka.com/

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