東風(こち)
風の名前(その12)…東風(こち)
「東風」を「こち」と読む場合は、「東の方向から吹く風」という意味ではなく春の風のことを指します。陰陽五行説によれば、春は東の方角から来ると考えられているからです。「東風」という言葉から思い出すのは、菅原道真の歌です。
東風吹かばにほひおこせよ梅の花あるじなしとて春を忘るな
(春になったら、花の香りを私のもとまで送っておくれ梅の花よ。主人の私がいないからといって、春に咲くことをわすれるなよ)
菅原道真が大宰府に左遷されるとき、大切にしていた庭の梅の木にこの一首をかけたところ、その梅の木が道真を慕って、大宰府にまで飛んで行ったというのが「飛梅」という故事です。太宰府市安楽寺の梅も、この故事に因んで「飛梅」と呼ばれています。

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