水質日本一の湖を目指して

環境省は、全国の188湖沼を対象に水質測定しランキングを発表しています。2018(平成30)年12月に発表された、2017年度の湖沼の全国水質ランキングでは、猪苗代湖が8位、磐梯五色沼湖沼群が11位でした。猪苗代湖は9年ぶり、磐梯五色沼湖沼群は10年ぶりに、ランキングに返り咲きました。
猪苗代湖は、2002(平成14)年度から2005年度まで4年連続で、水質日本一に認定されましたが、2006、2007年度はランキング対象外となりました。2008年度は、全国2位に入りましたが、2009年度から2016年度まで再びランキング対象外が続いていました。
「NPO法人輝く猪苗代湖をつくる県民会議」は、「猪苗代湖をもう一度、水質日本一にしたい」という思いから、猪苗代湖の環境改善に取り組んでいます。
2008年に「県民会議」の前身となる「清らかな湖、美しい猪苗代湖の水環境研究協議会」を設立し、猪苗代湖に大腸菌が増えた原因を追求するため、湖や流入河川の155地点で理化学調査を実施しました。その結果、湖北部に生えるセキショウモ、ヒメホタルイ、ヒシなどの水生植物が枯死し腐食することが、水質悪化の一因とであることが判明しました。「県民会議」では、漂着水草や、繁茂した植物など(有機物)の回収等を様々な団体と協力して行うなど、水質改善を図っています。今回のランキング入りは、これらの活動の成果の一つといえます。
※これまでは、水の汚れを示す化学的酸素要求量(COD)や、大腸菌群数など4項目の基準を全て満たした湖沼を対象にしていましたが、大腸菌群数は自然要因が多いことから、今回(2017年度)からCODのみの数値で順位付けしています。
最後に、当社では下記の検査を行っておりますので、何なりとご用命ください。
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