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温泉(温泉とは)

温泉あれこれ(その1)…温泉とは

「温泉」は法律で定義されている!

福島県は日本有数の温泉大国。環境省の「平成30年度温泉利用状況(平成31年3月末現在)」によると、県内798カ所に源泉があり、湧出量(自噴+動力)は毎分約8万2,500ℓを誇ります。
ところで日本の温泉は「温泉法」によって明確に定義されていることをご存じでしょうか。地中から湧出する温水、鉱水、水蒸気その他のガス(炭化水素を主成分とする天然ガスを除く)で、次の①か②のどちらかに当てはまれば、日本では「温泉」として認められるのです。

①温泉源から採取される時の温度が25℃以上である。
②温泉法第2条別表に示されている19物質のうち、いずれか1つが含まれている。

■温泉の定義(環境省のホームページで、19物質の詳細が見られます)
https://www.env.go.jp/nature/onsen/point/index.html

古代の人々も利用していた温泉

現代の日本ではこのように定義づけられていますが、温泉の始まりは太古の昔。火山活動などが盛んな地域で、何万年も前から自然に湧き出ていたと考えられています。その自然の恩恵を、日本人は古くから活用していました。「古事記」「日本書紀」「万葉集」や、奈良時代に各地で編纂された「風土記」など、古い文献で温泉の記述が確認されています。古代の人々も温泉に浸かっていたかと思うと、時代を飛び越えて親しみが湧いてきますね。

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