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名水百選

201804名水百選とは、全国各地にある「名水」とされる湧水、河川(用水)、地下水などの中から、100箇所を選んで、昭和60(1985)年に当時の環境庁(現在の環境省)が選定したものです。選ばれた「名水」は、「飲んで美味しい水」という意味ではなく、「保全状況が良好」で「地域住民等による保全活動がある」ものです。(飲む際は、煮沸することが必要な水もあります)

福島県内の名水で、百選に選ばれたのは、磐梯西山麓湧水群(耶麻郡磐梯町)と小野川湧水(耶麻郡北塩原村)です。
磐梯西山麓湧水群は、磐梯山西側に連なる山々の山麓一帯ある多くの湧水源の総称です。中でも代表的なものが瀧ヶ沢湧水。磐梯町の名所、慧日寺から約1kmの森の中にあり、夏でも水温9度の水が、大きな岩の間からこんこんと湧いています。干ばつの時にも決して枯れることがないと言われ、江戸時代には、会津藩の命によって大規模な雨乞いが行われたそうです。
小野川湧水群は磐梯朝日国立公園の区域内にあります。西吾妻山麓の湧水群の一つで、直径4mぐらいの池の底から水が湧き出しています。絶え間なく噴出する水は、「百貫の価にも換ふべからず」と讃えられ、「百貫清水」と言う別名があります。水温は、年間を通しておおよそ8.5度に保たれ、1日の水量は約6000tにも及ぶそうです。

2008(平成20)年)に新たに100箇所が環境省によって選定されました。それらを「平成の名水百選」と呼ぶのに対して、昭和60年選定のものは「昭和の名水百選」ともいいます。昭和と平成で重複しているところはないので、合わせて200箇所になります。

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